事業化事例2

環境負荷低減による持続可能性の拡大

持続可能な社会の実現に向けて――。 DNPの環境配慮パッケージ「GREEN PACKAGING」

社会全体で環境問題に取り組んでいく必要性が高まるなか、人々の暮らしに身近なパッケージにも、環境への配慮が求められています。循環型社会の実現をめざすDNPは、環境負荷の低減につながるDNP環境配慮パッケージシリーズ「GREEN PACKAGING」を展開しています。

製品のライフサイクル全体から考えた環境に配慮したパッケージ

「GREEN PACKAGING」のシリーズのひとつが、「DNP植物由来包材 バイオマテック」です。サトウキビから砂糖を精製した際の副産物(廃糖蜜)など、持続可能な植物由来の原料を一部に使用して、石油資源の使用量を削減します。植物は、成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、パッケージ使用後の焼却時に出るCO2と相殺することができます(カーボンニュートラル)。

また、「リサイクルの一層の推進」に向けて、2018年に単一素材(モノマテリアル)のフィルムパッケージを開発しました。従来品の多くは、特性の異なる複数の素材を組み合わせているためリサイクルしにくいという課題がありました。それに対してDNPは、高度なコンバーティング技術を活かして、単一の素材で、酸素バリア性や耐熱性、強度などの機能を付与し、リサイクルしやすいパッケージを実現しました。さらに、バイオマテックとの掛け合わせも可能で、循環型社会の実現に向けた価値を提供していきます。

DNP環境配慮パッケージシリーズ GREEN PACKAGING

循環型社会実現と3つの価値提供の図

DNPの価値創造プロセスのイメージです。 1. 事業機会の拡大~リスクの影響を最小化しビジネスチャンスへ~ 2. 独自のリソースを掛け合わせ、強みのある製品?サービスを創出 3. 社会課題を解決するとともに人々の期待に応える新しい価値

DNPの事業化テーマとターゲット市場

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循環経済関連事業

生態系の保全と効率的な資源循環

  • 2050年までに海洋プラスチックによる新たな汚染をゼロに
    (2019年6月、G20大阪サミット「大阪ブルー?オーシャン?ビジョン」)
4.3兆米ドル

環境関連事業

環境負荷低減と持続可能性拡大に寄与する価値の提供

  • エネルギーと原材料の経済システムを通したビジネス価値
    (The Business & Sustainable Development Commission)

1. 事業機会の拡大 ~リスクの影響を最小化し、ビジネスチャンスへ~

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  • 気候変動への対応
  • 海洋プラスチックごみの問題、海洋生態系の破壊
  • 天然資源の持続可能な管理や効率的な利用
  • 生物多様性の損失
  • 資源の有効利用と再使用?再生利用などの一層の推進
  • 内包物の質を保つための加工技術や包装技術の向上

2. 独自のリソースを掛け合わせ、強みのある製品?サービスを創出

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GREEN PACKAGINGのロゴ画像です

GHG排出量の削減
持続可能な資源の利用
資源の循環

パートナーとの
対話と協働

3.社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値を提供

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  • 気候変動に起因する災害や生態系への影響の最小化
  • 人と生物、生態系が豊かで多様である社会
  • すべての資源がリサイクルされる循環型社会
  • 生物多様性の保全
  • すべてのユーザーがストレスを感じない社会
  • 地球環境への配慮と利便性の両立
2,500t

「DNP植物由来包材 バイオマテック」の2018年度出荷量をもとに、石油由来の包材使用時と比較算定した場合のCO2削減量。2,500t(トン)以上減少した。(DNP調べ)